英、仏、中、西、剌、日の6か国語習得し、マルチリンガルを目指すブログ。英検1級、TOEIC 925、仏検準2級、中検3級達成。

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主な英語資格比較まとめ

以前、TOEICやTOEFL、英検のメリットなどに関して記事にしたことがあるが、みな別々の記事ですこしわかりにくい部分もあったと思うので、英検、TOEIC、TOEFLの受験メリット等をまとめた記事を書く事にした。

もちろん、英語関連資格にはこれ以外にも数多く存在するのだが、代表的な英検、TOEIC、TOEFLをここでは扱うことにする。英語学習者が受ける順番としては英検→TOEIC→英検、TOEFL というような順番が良いと思う。(あくまでも個人的な意見である)

まず第一に、英検からはじめるのが良いとする理由は、英検は上は1級から下は5級まで全7段階に分かれており、範囲が限定されており初心者にとっては非常に受験しやすい資格であるからである。

そして、次にTOEICをあげたが、英検は7段階にレベル分けされているとはいえ、上の級になっていくにつれ、ひとつの級の差が非常に大きくなっていく。そのため、何度受験しても不合格ということになりかねず、モチベーションを下げかねない。そのため、合格、不合格ではなくスコアでレベルを判断するTOEICを受験することで、毎回少しづつでもスコアを上げていければモチベーションを保つことがより容易になる。だいたい、英検2級程度のレベルであればTOEICを受験してもそれなりのスコアを取得することが可能であると思う。

そして、最後に再び英検、もしくはTOEFL iBT の受験である。TOEICはスコアで英語のレベルを判断するので、とても素晴らしい試験ではあるのだが、リスニングとリーディングのみで構成されている。そのため、ライティングやスピーキングとといった能力を図ることができない。また、英検1級やTOEFLの高スコアに比べると、TOEICは比較的容易に高スコアが出せるのである。そのため、TOEICでモチベーションを維持しつつ、ある程度高スコアが取れるようになったら、英検やTOEFLへ移行する。

英検やTOEFLは、スピーキング、ライティング、リスニング、リーディングの4技能が測定できるので総合的な英語力を証明するためには適切な試験であると思う。また、英検1級やTOEFL80以上になると専門的な用語も多く出題されるようになり、単に「話せる」だけではなく、より高度な英語力が必要になるのである。

つまり、総合的な英語力の向上を目指している人たちには英検やTOEFLのほうが適切なのである。

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