中国語検定は準1級以上になると格段に参考書が少なくなってきます。昨年まで簡単に手に入る参考書といえば過去問ぐらいでしたが、ついに本格的な参考書が2014年2月に発売開始となりました。ということで、中国語検定上級レベル(準1級、1級)の参考書を調べてみました。
英語であれば上級レベルでも教材にはあまり困りませんよね。ところが英語以外の学習となるととたんに話が変わってきます。いくら学習人口が多いとは言え、中国語もその一つです。学習者の母数が少ないので、上級までたどり着ける人があまりいないのでしょうが、、少々残念です。ということで、中国語上級レベルの学習教材をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
市販テキスト
合格奪取!中国語検定トレーニングブック
2014年2月にアスク出版より「合格奪取!中国語検定準1級・1級トレーニングブック」が発売されました。1次試験の筆記対策のみですが、この参考書は中国語学習者にとって心強い参考書になります。
Amazonの評価でも5段階評価の4.9を獲得しています。評価者が13で4.9は半端ない数字です。それほど中国語学習者には心強い参考書ですので、準1級以上を目指すのであれば、ぜひ購入しましょう。
新版口を鍛える中国語作文 上級編
それから、最近新版が発売された「口を鍛える中国語作文」という参考書です。これは日本語を中国語に訳す練習をするための参考書で、中国語検定での作文対策で大いに役立つこと間違いなしです。
そして、残念ながら過去問を除く参考書はこれのみになってしまいます。むしろ今まで上級学習者はどのように勉強されてたのか気になりますね。ということで、準1級、1級の学習者は、2級の知識を完璧にするという勉強方法も有効かと思います。2級をぎりぎり合格するのではなく、満点合格するぐらいの勢いで勉強をすると準1級、1級が取りやすくなりますね。
過去問集
おそらく上記の参考書が発売されるまでは皆さん過去問で対策されてたのでしょう。過去問集は毎年日本中国語検定協会から出版されています。上記の参考書+過去問で実践力を鍛えましょう。
単語帳
そしてどんな言語も、基礎能力となる単語力。これは地道に増やしていくしかありません。ということでキクタンの単語帳、一択になってしまいます。中国語の単語帳って意外と少ないんですよね。3級、4級の時も結局キクタンの単語帳を使っていました。
その他
ということで、市販されているのは上記がすべてになります。2級レベルであればまだまだありますので、それはまた別途紹介することにします。
準1級、1級は参考書が少ないですから、その他の教材(中文ニュースなど)を活用しながら学習していくことになります。