こんにちは。再び中国留学と英語の話です(笑)。中国留学といえば、当然中国語習得が大前提にあるわけですが、もちろんそれ以外にも非常に大きなメリットがあるのが中国留学です。中国は年間約35万人の留学生を英語圏に送り出している留学生大国です。そのため、中国は学部卒業後、海外の大学院へ進学を考えている大学生にも非常におすすめの留学先なのです。
中国はIELTS・TOEFLテキストの宝庫
中国はアメリカへ年間約36万人(Institute of International Education)、イギリスへ約10万人(UK Council for International Student Affairs)の留学生を送り出しています。
対して日本は、アメリカへ2万人を送り出しているにすぎません。
もちろん、この数字は世界中を見てもトップレベルの数字になっています。それはつまり、中国には英語圏留学のためのノウハウが非常に多いということを意味します。
TOEFL(托福)・IELTS(雅思)の参考書が豊富
留学のためのエージェントはもちろん、留学に必要なTOEFL、IELTSといった英語試験のための学校やテキストも非常に多くあります。
本屋さんへ行けば、日本でのTOEICコーナーと同じぐらい、もしくはそれ以上に豊富なTOEFL・IELTSの参考書を入手することができます。TOEFLは中国語で托福、IELTSは雅思といいます。中国へ留学したのであれば、ぜひ一度書店を除いてみてください。
その資料の量に圧倒されることでしょう。
TOEFL(托福)・IELTS(雅思)のアプリも!
そして、豊富なのは何も参考書だけではありません。TOEFLやIELTSのためのiPhoneやAndroidアプリもたくさんあります。また、パソコンを使った模擬テストも日本以上に豊富に手に入れることが可能です。
中国の友人などに聞けば簡単に入手できるでしょう。良いか悪いかは別としても、中国人は試験で合格点を取ることに必死になっていますので、日本では入手できない裏情報もうまくいけば手に入れることができるでしょう。
なお、中国ではTOEFLよりもIELTS(雅思)のほうが人気が高いです。そのため、資料の数でいうとIELTSのほうが豊富です。
すげー奴がたくさんいる
そして、なんといっても中国の人口は13億人。世界第一の人口大国です。格差が激しいですが、日本以上にすげー奴はたくさんいます。私自身、留学中はたまに省立図書館へ通い勉強をしていましたが、周りの中国人はほとんどがIELTSに向けて勉強をしていました。
彼らは本気で留学を目指していますので、そんな中国人と交われば非常に良い刺激になることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。中国留学と聞くと、中国語にどっぷりつかるイメージが強いかもしれませんが、自分の行動次第で日本以上に英語漬けの環境を作り出すことが可能です。
そして留学のためのノウハウは正攻法、邪道ともに非常に豊富です。将来、英語圏への留学を考えているのであれば、英語を伸ばすという意味でも中国はおすすめです。そして、それ以上にアメリカの大学院への入試では学業以外の活動も重要になってきます。中国に留学するということは、その後の大学院での学業も、より充実したものにさせてくれるでしょう。