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【徹底分析】観光英検って?内容と難易度を分析してみた

観光英検全国語学ビジネス観光教育協会が実施している、観光に関する英語検定試験です。下は3級から、上は1級まで3段階に分かれています。類似する英語試験としては「通訳ガイド試験」がありますね。今回は通訳ガイド試験との違いや、観光英検の試験内容、合格基準など詳しく記事にしましたので、ぜひ読んでみてください。

観光英語検定とは?

観光英検は前述したように、全国語学ビジネス慣行教育協会が実施している英語検定試験です。年2回実施されていて下は3級から、上は1級までの3段階に分かれています。なお、1級は秋回のみ実施されているため、年1回の実施となっています。ちなみに以前は1級面接試験がありましたが、今は廃止されています。

観光英検と通訳ガイド試験の違い

同じく観光に関する英語試験として「通訳ガイド試験」がありまが、通訳ガイド試験は国家試験となっていて、英語試験のほか地理、歴史、一般常識に関する試験を受けなければいけません。

それに対して、観光英検は「観光に関する英語」のみの試験になっています。

試験内容

さて、その観光英検の試験内容ですが、公式サイトによれば下記の通りとなっています。

内容 出題形式 受験料
3級 観光・旅行に関する初歩的な英語および日常会話 筆記・リスニング 3,700円
2級 予約、ホテル、入出庫区手続き、ほか観光に関する英語 筆記・リスニング 4,700円
1級 観光でのあらゆる状況に対応しうる英語力、各国の文化や習慣、国際儀礼など 筆記・リスニング 10,000円

※費用は2018年9月時点のものです。内容や費用など詳細は観光英検公式サイトをご覧ください。

1級は受験経験がないため詳細内容がわかりませんが、ほかの級については下記の通りまとめましたので参考にしてみてください。

観光英検の難易度と内容(2級)

試験は、リーディングパートから入り、リスニングで終わる形になっています。筆記は1時間、リスニングは30分で構成されています。

公式サイトによれば、英語レベルは英検2級(TOEIC470~600)レベルと書いてあります。実際に受験した感想としては2級より若干優しいかなと感じました。英語自体は英検2級レベルですが、英語知識のほか、観光に関する知識が必要となります。例えば、空港、ホテル、観光地などでの英語のほか、日本や海外の観光地に関する特徴なども出題されるます。

具体的な例を挙げると

  1. 空港での会話が流れ、選択肢から会話が行われている場所を選択するもの
  2. 海外の都市の特徴が記載されていて、選択肢から都市を選ぶもの(例:
  3. 日本の観光地の特徴が記載されていて、選択肢から観光地を選ぶもの

などです。第26回試験の内容は観光英検公式サイトで公開されていますので、さらに細かい内容を確認されたい方はそちらも確認してみてください。

合格するためには英語知識のほか、最低限の観光知識が必要になります。多くの問題は一般常識レベルで解けるため、合格するためであれば特に対策は必要ないかもしれません。

なお、合否判断はリスニング、リーディングそれぞれで行われます。したがって、それぞれのパートで合格基準に達していない場合不合格になってしまいます。

ちなみに合格ラインは6割といわれていますが、実際には実施回によって若干異なっています。第26回実施の合格点はリーディングが32点(64%)、リスニングは23点(57%)でも合格となっていました。詳細については別記事に書いてますので、気になる方は覗いてみてください。

観光英検を受けてきたー結果と感想

2012年7月1日に実施された観光英検を受験してきました。今回初めての受験でしたが、無事に2級に合格することができましたので、結果と試験の際の感想などを記事にしました。

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観光英検の難易度と内容(3級)

公式サイトによれば、英語レベルは英検3級(TOEIC220~470)レベルと書いてあります。

大まかな内容、合格基準は2級と同じになります。英語の難易度のみ、3級レベルへ優しくなっています。観光業への就職を考えているのであれば、最低でも2級は欲しいところです。3級はあくまでも途中経過と捉えましょう。

試験対策

試験対策についてですが、前述したとおり2級までであれば、特に特化した対策は必要ないかと思います。通常の英語勉強に加え、観光地(特に日本の)に関する知識をつけるようにしましょう。基本的には英語力+一般常識レベルの観光知識で合格できますが、日本の観光地に関する問題は若干細かくなっています。そのため、日本国内の有名な観光地については地理関係など正確に把握するよう心掛けるとよいでしょう。

参考書

観光英検に関する参考書は非常に少ないです。観光英検センターが公式の問題と解説を出していますが、それだけでは英語能力はなかなか身につきません。したがって、英検やTOEICなどの参考書を共に活用すると英語力も伸びるのでおすすめです。

解答速報と試験結果

解答速報は試験日から1週間後の月曜日に観光英語検定協会で発表されます。試験問題は持ち帰り可能ですので、持ち帰って解答速報を見て自己採点をしてみましょう。

その後、試験結果はそのさらに1か月後ぐらいに郵送されてきます。

まとめ

観光英語検定はその名の通り観光に関する英語知識が問われます。観光業界への就職・転職を考えられているのであればとっておいて損はない試験かと思います。とはいえ、2級までは基本的に英語のみの知識で合格できますので、本格的に観光業界でアピールに使いたいというのであれば、1級まで目指すとよいでしょう。

なお、2級までであれば難易度はそこまで高くありませんので、英語を趣味としている方も話題程度に受験してみるのも面白いかもしれませんよ♪

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