英、仏、中、西、剌、日の6か国語習得し、マルチリンガルを目指すブログ。英検1級、TOEIC 925、仏検準2級、中検3級達成。

目指せ、ヘキサリンガル!

一発合格!第77回中国語検定4級合格

下午好!こんにちは。先月2012年6月24日に受験してきた中国語検定第77回試験、4級の試験結果が届きました。自信がなかったので、ネットでの合格発表は確認していなかったのですが、本日届いた試験結果によれば、、、無事合格していました!ということで、結果を踏まえ感想などを書いてみました。

中国語検定とは?

中国語検定は日本中国語検定強化いが実施している中国語能力試験です。通称、中検と呼ばれる試験ですね。今回受験したのは下から2番目の4級です。中国語検定の難易度や、中検4級の詳細については別記事にまとめてありますので、確認してみてください。

中国語検定4級を受けてきました!ー内容と感想

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【徹底比較】中国語試験(HSK/中検/TECC)をCEFRで比較してみた

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試験結果について

今回中国語検定を受験したのは初めてでした。初受験でしたが、無事一発合格することができたのはよかったと思います。自己採点では合格基準点(6割)に満たなかったのですが、どうやら難易度が高かったらしく、基準点が引き下げられていたため合格することができました。

合否結果ですが、届いたのは、はがき一枚です。英検やTOEICと比較すると何とも貧弱なものでした(笑)。はがき一枚でしたので不合格かと思いましたが、中を見てみると「合格」の文字がっ!なんと合格だったんですね!ちなみに日本中国語検定協会の実施している中国語検定(中検)は正式な認定証書を発行してもらうことも可能です。有料になりますが、2,000円払って高級感のある合格認定書をもらうことができます。

勿論、はがきの合否結果も通常通り効力はありますので、転職や入社の際に提出を求められた場合ははがきのほうで十分です。3級ぐらいまでであれば合格認定書はいらないかもしれませんが、2級以上になると欲しいですよね(笑)。

中国語検定実施状況

合否結果とともに、第77回実施中国語検定4級の受験者数、合格者数、合格基準点についても記載がありました。第77回中検4級の受験者数は日本全国で5,306名、合格者数が2,171名となっていました。英検4級の受験者数が120,000名以上ということを踏まえると、英語と中国語とでこんなにも開きがあるのかと驚かされますね。

また、今回の合格率は実に4割。4級とは言え、半分以上の人が不合格になっているんですね!これにも驚きました。第77回実施の中国語検定4級は難易度が高かったらしく、通常合格基準が6割のところ、今回は5.5割へと引き下げられていました。それでも、4割の合格率ですからねぇ。。。

中国語検定についての感想

今回、初めての受験となりましたが、無事一発合格することができました。受験時の感想にも書きましたが、中国語検定の受験者層は年齢たが高め、かつ受験者数が非常に少ないです。

業績が公表されていないので、憶測でしかありませんが、受験者数が少ないため利益を上げるのは大変なのかもしれません。その結果、合格通知ははがき1枚、追加で合格認定書を発行する場合は2,000円といったように受験料以外のところでも収益を上げるよう努力しているのかもしれませんね。

近年、中国のGDPが日本を抜き、世界でもプレゼンスを高めつつあります。習近平体制になり、その傾向はますます強くなっています。それにも関わらず、英語と比較すると圧倒的に少ない中国語学習者。少々残念な気がします。中国は日本との関係の善し悪しに関わらず、隣国です。日本人は外国語を学ぶのは得意でないといわれますが、中国語は同じ漢字を使う言語です。将来性のことも考えると、中国語を話せる人の需要はますます高まっていくでしょう。

英語以外にもう1か国語と考えている方、ぜひ中国語を学んでみましょう。きっと中国がより身近になると思いますよ♪

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