HSK 5級突破のためには听力、つまりリスニング力も強化しなければなりません。HSK の試験は中国語検定とはことなり、音声が一度しか流れません。そのため、听力攻略のためには耳を強化しないことには、なかなか難しいでしょう。HSK 5級は簡単という人もいますが、それでも中国で本科生として留学するために必須なレベルですので、かなり高度な中国語が求められるのは事実です。
HSK 5級突破のためには、HSK 5級対策の参考書と合わせてポッドキャストなどのリスニング教材を併用した勉強方法がお勧めです。
HSK 5級攻略!リスニングの勉強方法は?
HSK 5級は全体で6割(180点)が合格の目安とされています。したがって、得意な読解や作文で得点を稼げば、听力はスコアが取れなくても合格することは可能です。しかし、余裕をもって突破するためにも听力対策は怠ってはいけません。
さらに詳しく
HSK 5級は合否判断が廃止され、スコアで評価されるようになりました。しかし、以前の合否基準であった6割180点が目安とされています。
どんな言語もそうですが、リスニングを強化するためには徹底的に聞き流すことが重要となります。勉強方法は「量+質」です。簡単な中国語を量こなしても伸びませんし、難しい中国語をわずかしか聞いていなければ伸びるスピードも遅くなってしまいます。
そのため、量と質を兼ね備えた教材が必要になるのです。幸いHSK 5級は最難関ではありませんので、HSK 5級突破のためにはHSK 6級の教材も合わせて活用することができます。中国語検定の教材は音声が2回流れるので、単に問題を解くのではなく、1回で解けるよう訓練すると、HSK にも応用することが可能です。
HSK 5級攻略!お勧めの听力対策教材
ということで、HSK 5級听力対策の教材を順番に見ていきましょう。
公式教材
中国語検定HSK公式過去問集5級はHSK 5級突破には必須の一冊です。総合対策となりますが、もちろんリスニング対策もできますので、ぜひ一冊は購入しておきましょう。
また、余裕がある、もしくは5級対策だけでは心配という方は、HSK 6級用の公式過去問集も使ってみてください。特にリスニングに関しては、私自身HSK 5級突破のためにはHSK 6級の問題も7割ほど学習して臨みました。その結果、無事HSK 5級に一発で合格することができました。
有声小说(音声付き小説)
これはHSK 5級にはとてもお勧めだと個人的に思っている教材です。Amazonでも簡単に手に入る教材で、中国語の小説が音声とともに楽しむことができる教材です。テキストとセットなので、聞き取れなくても文字を追いながら学習することができますし、初心者にはお勧めの教材です。
ポッドキャスト
お次はポッドキャストです。英語学習などでは多くで活用されていますが、中国語となるとなかなか聞かないですよね。でも中国語もポッドキャストを活用すれば、難易度の高い中国語がタダで聞くことができるのです。
難易度は高いですが、日本と関係のあるニュースが多く流れるので、すべて聞き取れなくても聞き取りの練習にお勧めのポッドキャストです。
中国語検定教材
まとめ
HSK 5級の教材は、中国語検定と比較すると日本では少ないのが事実です。HSK は多くの人が留学を経験してから受験するかと思いますが、もちろん留学しなくても合格することは可能です。難易度は中国語検定2級と同等か若干優しいといわれています。
留学せずに合格を目指す場合、HSK 5級の公式教材とともに、中国語検定2級の教材も活用すると合格に近づくでしょう。