こんにちは。この記事は在宅で英語を活かした仕事をしたい!と考えている人にお勧めの記事になっています。
基本的には今まで英会話講師やTOEIC講師として学校で教えていたけれど、自粛要請のため学校を開校できず困っている方へ少しでも参考にしていただければなと記事を書いています。
現在東京をはじめとして首都圏では緊急事態宣言が発令され、多くの学校が休止にならざるを得ない状況に陥っていますね。政府はリモートワークを推奨していますが、だからといってそんな簡単にテレワークに移行できるわけではありません。まして、英語学校となると今までオフラインで行ってたものを、オンラインへというのはなかなか難しいです。
そこでこの記事では、オフラインで学校を開校できなくて悩んでいる方に少しでも手助けのヒントにしてもらえるようなアイディアを紹介します。
この記事の内容は次の通りです。
- すぐにでも始められるZoom英会話、Skype英会話
- 既存のネットワークを活用しよう
- オンラインはライバルがいっぱい
- 自分のプラットフォームを作り上げよう
Zoom英会話、Skype英会話ならすぐにでも始められる
在宅で英語学校というと、すぐ思い浮かぶのはオンラインレッスンではないでしょうか。最近はZoomを使った会議や飲み会なども増えてきているため、そういったプラットフォームを活用した英会話は簡単に始められるかもしれません。
オンライン英会話となれば、ライバルは多くすでに海外の講師が行っているSkypeレッスンなどは有名です。もし、既存の生徒を対象とした英語学校を考えているのであれば、すぐにでも始められるZoom英会話やSkype英会話は取り入れるべきです。
意識の高い生徒さんなら、自粛期間中も英語を学び続けるでしょう。すでにオンライン英会話なども活用しているかもしれません。それでも今までオフラインでコネクションがあったのなら、そのネットワークを活用するべきです。
オフラインで教えていたからこその質の高い英会話、指導ができるはずです。
自らのプラットフォームを作り上げよう
前述したように、オンラインにはライバルが非常に多いです。オンラインでは簡単に参入できる分、国境を簡単に超えてしまいます。そのためライバルは自分の住んでる地域だけでなく、日本中、そして世界中に存在するのです。
おそらく、現在自粛要請などの影響でオンラインの需要は増えているでしょうから、そこへ入り込む余地はあるかもしれません。それでも、ライバルが多いですので既存のネットワークはぜひ活用しましょう。
そして、それだけでなく他との差別化という意味でも自分のプラットフォームを作ることをお勧めします。
自分のプラットフォームと聞くと、難しい印象がありますが、WordやExcelを使いこなせる方、ブログを少しでもいじったことのある方であれば、簡単に作ることができるシステムが存在します。
Moodleというシステムで、イーラーニングシステムを構築するための無料のプラットフォームです。SkypeやZoomを使った指導に加え、Moodleを活用した教材づくりをするとより質の高い授業を提供することができるでしょう。
Moodleでできること
Moodleでできることはほぼ無限大ですが、主なものを挙げるとすれば、
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- 自動採点付き小テスト
- インタラクティブなプレゼンテーション
- 動画の掲載
- 課題の設定、採点
- 参加者同士の意見交換
- 理解度チェック
- 資料の配布
などです。小テストについては、PDFで配布して採点するというアナログな方法でもよいかもしれません。しかし、Moodleを活用すれば同時に進捗も簡単に把握することが可能です。
動画の掲載も、YouTubeなどで代用できますが、Moodleを活用すれば対象者が動画を見たかどうかという進捗状況も把握できるのでお勧めです。
日本やアメリカなどの大学ではすでに広く普及しているプラットフォームです。最初は少し大変ですが、一度作成すれば、今後学校を再開したときでも、例えば家での課題提出などにも活用することができるでしょう。
インタラクティブなプレゼンテーション
たとえばPowerPointを使ったプレゼンテーションは学校などでも普及していますが、基本的には一方通行のプレゼンテーションです。授業中に学生へ質問を投げかけることもできますが、人数が多くなれば全員の理解度を確認することは不可能です。
ところが、Moodleを使えばインタラクティブ、双方向コミュニケーションのプレゼンテーションをすることが可能です。
具体的には、例えば一般的な授業だと、新しい単元に入る前に生徒が今までの内容を理解しているか確認する必要があります。小テストなどで実施するのはもちろんですが、授業の開始前に前回までに終了した内容を軽くおさらいするとより効果的です。Moodleを使えば、プレゼンテーションの最初に簡単な質問を2,3こ置くことで、生徒が理解できてるか確認したうえで授業を進めることが可能です。
そのうえで、仮に理解度が十分ではない場合、過去の単元へのリンクや参考資料を提供することも容易です。