英検4級を初めて受験したころ、英検の最高峰である英検1級はどれだけ難しいのだろうと思っていました。英検1級に合格するほどの英語力を持つ人たちは英語をとても流暢に話し、ネイティブの人たちとの会話には困らず、英字新聞はすらすら読め、英語ニュースはほぼ100%理解できるに違いない。そんなことを想像していました。
そして、何人かの英検1級保持者が、「自分は英語ができない」というのを聞いて、なんて謙遜しているんだろうと思ったものです。
しかし、徐々に英検1級に近づくにつれ、徐々に彼らの言い分が理解できるようになってきました。
英検1級は英語の最高峰?
さて、英検4級に合格したころ(中学2年生ぐらい)、世界を知らなかった自分は英検1級こそ英語の最高峰、最も難易度の高い試験だと思っていました。確かに英検1級は難易度が高いです。合格率も1割前後で推移しています。しかし、英語=言葉であり、学ぶことに終わりはないのです。同じように英語の試験も、決して英語検定1級が最終到達点ではないのです。
英検より難しい試験として、TOEFLやCAMBRIDGE英検など様々な試験があります。また分野が違えばその分、学ぶことも変わってきます。したがって英検1級はある意味一つの通過点に過ぎなかったのです。。。
なお、英検1級の体感難易度や各種英語試験の難易度については別記事でまとめてありますのでそちらも併せてごらんください。
英検1級に合格して―感想と今後の挑戦
この度、無事英検1級に合格しましたが、全然英語は話せません。正直言って、英検準1級のときと、さほど変わらないように感じます。合格率10%の英検1級に合格したとは言え(まぁギリギリ合格ですけど)、まだまだ道のりは長いようです。英字新聞を読んでもわからないところはあるし、英語ニュースなんて、理解できないものもたくさんあります。
英検1級=英検の最高峰、英語のエベレストだと信じ、合格のために勉強してきました。登頂すれば、雲は晴れ、見晴らしの良い景色が拡がっている。そう信じて英語を勉強してきました(もちろんそれだけじゃないですけどね)。
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まだ見ぬ(見えぬ)世界を見るために、僕は勉強を続ける。英語を勉強する。 こんばんは、アメンボです。来年の1月に何度目になるかわからない英検1級を受験します。英検1級は半端ない単語量が必要です。モチベー ...
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合格した今、どうでしょうか?世界は開けたでしょうか。雲は晴れ見晴らしのいい景色になったでしょうか。正直あまり実感はありません。間隔としてはあまり変化は無いようです。それでも、「英検1級を持っている」というとやはり「すげ~!」という反応が来るのは楽しいですね。やはり英検準1級と1級の差は大きかったようです。準1級保持者は結構いますが、1級は少ないのでインパクトは大きいようです(笑)。
今でも、TOEIC満点保持者や、TOEFL満点付近の人たちの英語は、どれほどのものだろうと想像します。でも、もしかしたら、TOEFL満点でも、TOEIC満点でも、まだまだ上があるのかもしれません。いいえ、きっとそうです。TOEIC満点取得した人が、何度も受験を繰り返すように、英検1級に合格した人が、何度も受験するように、語学に終わりはないのです。
まぁ、そのようなことは、満点を取っていない自分が言える立場にはないとは思いますが(苦笑)。英検1級は頂上ではありませんでしたが、最後のベースキャンプであるのは確かです(?)。しばらくここらへんで高度順応をしたのち、再び頂上に向けて歩みだしたいと思います。今後はTOEIC満点、英検1級の再受験をし、さらなる高みを目指していければと思います。
なお、下はTOEIC 990、英検1級に何度も挑戦されている方たちのTwitterアカウントです。
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