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国連英語検定の難易度・合格率まとめ

国際連合本部

こんにちは。英語学習をしていると、国連英検というのを聞いたことがあるのではないでしょうか。TOEIC、英検、TOEFLなどと並んで日本では比較的ポピュラーな英語試験です。聞いたことはあるけれど、国連英検って実際どうなの?という方や難易度についてまとめてみました。

国連英検とは?

国連英検とは、日本国際連合協会が主催している英語試験で、正式名称は「国際連合公用語英語検定試験」となっています。試験は年に2回実施されていて、受験級は特A級からE級までの6段階に分かれています。受験資格は特に定められていないため、だれでも受験することが可能です。

英語試験の中でも、英検やTOEIC、TOEFLなどと異なり、「国連」という国際舞台で活躍できるよう

  • 国際協力
  • 国際理解
  • グローバルコミュニケーション能力

が問われる試験となっています。そのため、単に英語力だけでなく、国際協力に関する専門的な知識が必要になっている試験です。

国連英検の難易度と合格率

国連英検は英語力のほかに専門性の問われる試験ですが、目安として英検・TOEICの難易度を表にまとめてみました。

国連英検 英検 TOEIC
特A級 1級 960点
A級 1級 900点
B級 2級~準1級 760点
C級 準2級 560点

※上記の表は国連英検公式サイトを参照に作成しています。

このように、どの試験も非常に難易度が高めになっています。特に特A級に関してはTOEICスコアで960点以上と非常に高い英語力が求められていることがわかります。

合格率については公表されていませんが、英検1級の合格率が1割ということを考えると、A級で1割前後、特A級は5パーセントぐらいと推測することができます。非常に狭き門ですね。

私自身、国連英検B級に合格した時は英検準1級でしたが、エッセイで苦しみました。

国連英検、就活で役立つ?

そんな難易度の高い国連英検ですが、就活で役立つのでしょうか?答えはYESです。

国連英検は大学での入試でも優遇されるほか、大学によっては単位認定をしてくれる場合もあります。また、特A級では、外務省推薦で行ける国連をはじめとする国際機関での選考基準にもなっています。

難易度でもわかる通り、A級以上は非常に高度な英語力と知識が問われる試験となっており、国際機関を目指さない方でも、就職などで十分アピールすることが可能です。また、特A級は日本で実施されている英語試験の中でも、英検1級を上回る難易度として知られていますので、特A級を取得すれば、英語力のアピールに使うことができます。

 

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がおちゃん

英検1級、TOEIC 925、TOEFL iBT 85、HSK5級、中国語検定3級、フランス語検定3級を取得し、ぎりぎりのクアッドリンガルを自称しています(笑)。現在モロッコ在住で、フランス語、アラビア語(モロッコ方言)、ところによりスペイン語が話されているので、ヘキサリンガルを目指し奮闘しております。言語習得の苦労話や参考書など紹介していければと思っています。

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