海外留学、特に米州へ留学する場合、必要になるのがTOEFLでの英語力証明です。TOEFL受験にはETSの認めている身分証明書が必要となります。通常はパスポートで受験する場合がほとんどですが、Passportがない場合や忘れてしまった場合、受験はできるのでしょうか。ここではTOEFL受験時に、Passport以外を使ったID証明、その中でも学生の多くが持っているであろう学生証での身分証明について検証していきます。
ETSの認めているTOEFL受験時の身分証明書(ID)
ETSのオフィシャルサイトによれば、TOEFLを日本で受験する場合に必要になる身分証明書は、
- 氏名、写真、署名が掲載されたパスポート
- 氏名、写真、署名が掲載された政府発行のID
- 氏名、写真、署名が掲載された政府発行の運転免許書
- 運輸局発行の証明書を含め、氏名、写真、署名が掲載された州または地方IDカード
- 氏名、写真、署名が掲載された軍人ID
となっています。
日本でのTOEFL実施を後援しているCIEEによれば、上記の身分証明書とは、学生証も運転免許書などとセットであれば身分証明書として認められると記載されているので、実際にどういったものが有効なのか見ていきましょう。
学生証を身分証明書として使う場合
学生証を身分証明書(ID)として使う場合、1点だけでは無効で、学生証のほか、運転免許書、個人番号カード、住民基本台帳カードのいずれかが必要になります。
また、学生証に関しては「署名かつ顔写真付き」の場合のみ有効と注意書きがあります。多くの学生証は顔写真付きなので、ここは問題ないかと思いますが、署名(サイン)はいかがでしょうか。私自身、中学、高校、大学とすべて署名欄はありませんでした。学校によってはあるところも存在するのかもしれませんが、署名欄は無いのが通常ではないでしょうか。では、日本の学生証は使えないのでしょうか?
学生証の署名(サイン)はどうする?
学生証をIDとして使うには、サインが必要です。署名欄がない場合は、裏面などの開いている箇所に「消えない」サインペンで署名をすれば、IDとして使うことが可能です。私自身、カード型学生証の裏が白地でしたので、そこへサインペンでサインすることで無事受け付けてもらうことができました。
※ちなみに、パスポートを持っている場合は、パスポートと同じ署名にする必要があります。
学校によっては勝手にサインをしてしまうと、おしかりを受ける場合がありますので、署名欄の無い学生証を使っている方は、一度学校へ問い合わせしてみてください。
なお、パスポートのほうがスムーズですし、いずれ海外へ留学するのであれば必須になってきます。よほどの理由がない限り、早めに公用旅券を発行してもらい、パスポートで受験することをお勧めします。
ちなみに、私はパスポートはあったにも関わらず、旅行代理店へ預けていてパスポートなしで、受験会場に行ったことがあります。その時、幸い学生証と免許証を持っていたので、その2点でIDを証明することができました。興味のある方はその記事も併せて読んでみてください(苦笑)
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まとめ
まとめると、学生証でもTOEFLは受験できます。ただし、
- サインが必要(署名欄がない場合は裏面などにマジックペンでサイン)
- 顔写真付きであること
- 学生証のほかに、顔写真付きの運転免許書、個人番号カード、住民基本台帳カードが必要
上記の3点を満たせは、パスポートがなくても受験は可能です。
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