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意外と難しい!英検準1級の短文穴埋めはこうやって勉強した

この記事は英検準1級の短文穴埋め対策方法を探している人にお勧めの記事になっています。あくまでも一つのサンプルですが、参考にしていただければ幸いです。

英検準1級を目指している人の中には、

英検2級までは結構スムーズに合格できたけれど、準1級は今までとはだいぶ違うなぁ

と感じている方や、

英検準1級って難しすぎて、どうやって対策したらいいのかわからない

という人もいるのではないでしょうか。この記事はそんな人にお勧めの記事になっています。

改めましてこんにちは。英検2級までしっかりと対策せずに合格できてきたがおちゃんです。といっても英検2級は3度も落ちましたが、それでも2級と準1級では難易度に大きな差があります。しっかり勉強してきた人も、そうでない人もこれまでのやり方で合格できないのが準1級です。さすがに1級ほどではありませんが、単語量も約8000単語とそれなりに勉強しなければ合格が難しいのも事実です。

ということで、今回はその難易度の高い短文穴埋め対策について私自身が行った対策を紹介したいと思います。

ちなみに、英検準1級の難易度については詳しく記事を書いていますので、併せて確認してみてください。

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【徹底分析】英検準1級の難易度は?平均受験回数・準備期間などを詳しく解説

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英検準1級短文穴埋め対策

私が実施した方法は少々邪道かもしれませんが、十分再現性のある勉強方法ですので紹介したいと思います。前述したように私自身、英検2級までは普通に学校の授業を受けていただけで、まともに英検対策はしてきませんでした。調査してみると、2級までは確かに私のような人も結構いることがわかりました。

でも準1級はそうはいきません。準1級に合格するためには当然2級までの単語をしっかり覚えていることに加え、準1級で新たに登場する単語も覚えなければ合格できません。もしこれから準1級を目指しているのであれば、まずは一度2級までの単語を総復習し、覚えていない単語がないか確認してみましょう。

2級までの単語総復習

2級までは単語対策をきちんとしなくても、ある程度点数が取れてしまいます。そのため、2級合格したのに、単語力はぐらぐらという方が結構いらっしゃいます(私自身もそうでした)。今まできちんと対策してきた人も、そうでない人も準1級を目指すのであれば、まずは2級までの単語を総復習してみましょう。

ちなみに単語帳は必要ありません。あくまでも復習ですので、基本的にはアプリで十分です。

私が使ったのは、「英単語熟語50冊 全集 – SUPER 英単語 30000」というアプリですが、今は配信が停止されているので代わりのアプリをお勧めします。英検2級の総復習には「mikan 英検2級」がおすすめです。基本的には英検2級の知らない単語をあぶりだすために使うので、アプリのほうが効率が良くお勧めです。

Android アプリ

iPhoneアプリ

使い方としてはあぶりだし目的ですので、知っている単語はどんどん「覚えた」に登録していきましょう。そのうえで、知らない単語、見たことのない単語があったらそれを覚えるようにしましょう。

準1級までであれば、2級までの単語を完璧にするだけでも、結果が大きく変わってきます。

準1級の単語勉強

2級までの単語復習が終わったら、いよいよ準1級の単語勉強です。ここでもやはりアプリを組み合わせて覚えると効率が良いのでお勧めです。いくつか勉強方法はあると思いますが、個人的に非常にお勧めの単語帳はTOEFL 3800というTOEFL対策の単語帳です。非常に作りがよくできていて、私自身準1級はこちらの単語帳で勉強しました。

もちろん、準1級の先に1級を見据えている方はしっかり英検準1級用単語帳を使ったほうが良いかと思いますが、総合的な英語力をつけたい方や、効率よく準1級に合格したい方にはTOEFL単語帳も検討してみてください。

邪道?TOEFL 単語対策で準1級単語習得

旺文社の「TOEFLテスト英単語 3800」はTOEFL受験者の間ではバイブル的存在で、この単語帳は必須アイテムとなっています。理由は簡単で単語の順番が非常によく整理されていて、かつ効率よく覚えられるような構成になっているからです。

難易度別に分かれているので、TOEFL以外の試験にも十分応用可能で、英検準1級だとTOEFL iBT 80点までの単語を覚えれば合格できるレベルに到達できます。

私自身、この単語帳でTOEFL iBT 80レベルまでの単語を一通り覚え、英検準1級に合格しています。

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ちなみに、私が使っていた当時はアプリは提供されていませんでしたが、今はアプリ版も提供されているようです。ランクも書籍版と対応していますので、少々高いですが書籍版とアプリを合わせるとより効率よく覚えることができるのでお勧めです。

 

正統派―英検準1級参考書で勉強

英検準1級の先に、1級の合格を見据えて勉強するのであればやはり正統派、英検準1級専用の単語帳で勉強するのが良いでしょう。おすすめはやはり王道の「でる順パス単 準1級」です。

これは2級の総復習篇でも紹介したmikanアプリも提供されているので、アプリとセットにすることで移動中でも手軽に単語を勉強することが可能になります。旺文社も公式のアプリを出していますが、それよりもmikan Co.,LTDの出しているアプリのほうがおすすめです。公式のほうは単に音声を流すだけですので、書籍版の「CD」の位置づけと考えていただければわかりやすいかと思います。

Android アプリ

iPhoneアプリ

アプリだけで足りてしまうという人もいるかもしれませんが、個人的には紙ベースの参考書とアプリセットで使う使い方をお勧めします。

力試し:ウェブサービス

2級の総復習と準1級の単語をある程度覚えたら、ウェブサービスを使って準1級の単語力が身についているか確認してみましょう。Weblioの「語彙力診断テスト」は非常にお勧めのサービスです。

語彙数の多い準1級は日々単語を覚えても、進歩が感じにくいかもしれませんが、少しずつ確実に力は身についています。それを確認するためにも、Weblioの診断テストを使い、現在の位置を確認してみて下さい。合否判定がDからC、Bと上がっていくとモチベーションも高まるのでお勧めです。

英検準1級短文穴埋め対策参考書

英検準1級の大門1、短文穴埋め問題の対策は単語さえ覚えてしまえば基本的には合格できますが、しっかりとした解説が欲しいという方は専用の参考書もそろえておくとよいかもしれません。

私が受験した当時は発売されていませんでしたが、今はジャパンタイムズから専用の語彙問題対策参考書(英検準1級英検準1級が発売されています。評価も非常に高いので、単語帳と合わせて購入するとより効果的です。心配な方は購入してみてください。

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単語の覚え方

英検準1級の単語は多いとは言え、そこまで比較的よく使う単語ですので、しっかり勉強すれば身に着けることができるでしょう。それでも、せっかく覚えるのであれば効率よく覚えたいですよね。そこで、効率よく覚える方法を少しだけ紹介します。

最低でも1日2回は単語を勉強しよう

一度はエビングハウスの忘却曲線を聞いたことがあるのではないでしょうか。

エビングハウスの忘却曲線とは、時間とともにどれだけ忘れるかを数値化したものです。何かを学んだとき20分後には42%忘れ、9時間後には64%忘れる

したがって、一度覚えたと思っても、繰り返さなければ頭に定着しないのです。1日で半分以上忘れてしまいますので、おすすめは1日に複数回同じ単語を覚えることです。

私自身、朝通勤時間に単語を覚え、昼休みに時間があれば単語を覚え、帰宅後単語を覚え、といった形で最低でも1日2回以上勉強していました。時間がなくても、駅へ向かう途中など、探し出せば意外と時間は作り出せるものです。

あらゆるツールを活用しよう

1日複数回を実践するためにも、あらゆるツールを活用しましょう。私自身、自宅から駅へ向かう途中は単語の聞き流し&ディクテーション、通勤途中の電車では、アプリを使って単語の復習、昼休みもアプリを活用。帰宅後は書籍の単語集を使って覚えた単語のチェックと、紙に書いてという形で勉強していました。

そして、時々Weblioの「語彙力テスト」をやってみて進捗を確認していました。こうすると、同じ単語でも、別の媒体で目にすることで新鮮さが伴い、定着もしやすかったです。語彙力テストも最初はD判定やE判定ばかりでしたが、最終的にはB判定、たまにA判定も出るようになり、進捗を実感し嬉しかったです。

まとめ

英検準1級は合格率15%前後と難易度の高い試験ですが、合格することで世界が一気に広くなります。準1級で使われる単語は、ニュースなどでもよく出てくる単語ばかりなので、準1級に合格することでビジネスレベルの雑誌も内容により理解できるようになります。周りの評価も、2級までと準1級では大きく異なるので、せっかく英語を勉強しているのであれば準1級にチャレンジしてみることをお勧めします。

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がおちゃん

英検1級、TOEIC 925、TOEFL iBT 85、HSK5級、中国語検定3級、フランス語検定3級を取得し、ぎりぎりのクアッドリンガルを自称しています(笑)。現在モロッコ在住で、フランス語、アラビア語(モロッコ方言)、ところによりスペイン語が話されているので、ヘキサリンガルを目指し奮闘しております。言語習得の苦労話や参考書など紹介していければと思っています。

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