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【徹底解析】英検1級のレベル・難易度  - 平均受験回数・準備期間は?

英検1級は、日本国内で実施される英語試験では最高難易度ともいわれる非常に難しい英語試験です。国際規格、CEFR換算でもC1レベル(上から2番目)、国際的な英語試験、TOEICでも900以上に相当すると聞けば、その難易度の高さを想像できるのではないでしょうか。

改めましてこんばんは。英検1級に4回目で合格したがおちゃんです。この記事は英検1級を目指していて、具体的に1級の難易度を知りたいという人向けの記事です。英検1級合格率は1割前後といわれていますが、難易度がネイティブレベルとか言われても想像がつかないですよね。そこで、英検1級の難易度について合格率や、合格までの受験回数、準備期間など英検1級の難易度を様々な側面から徹底的に解析していきます。

私自身、英検1級は3度落ちていますが、その間、英検1級の難易度について様々な疑問を抱いていました。

英検1級の合格率は1割前後といわれているけれど、実際に合格している人は何回で合格しているのだろう?準1級合格からどのぐらいの期間で合格しているのだろう?

ということで、英検1級合格者へアンケートを取り、難易度を様々な側面から分析してみました。

ちなみに、ネイティブでも難しいのか?という疑問や、英検とTOEICやTOEFLなどのほかの英語試験との難易度比較については別記事でまとめています。気になる方は合わせて確認してみてください。

英検1級難易度

まずは英検1級の合格率・難易度をサクッとみていきましょう。参考までに英検準1級の難易度も併記しておきます。

英検1級 英検準1級
単語数 15,000 8,000
合格率 10% 15%
平均受験回数 2.6回 1.5回
勉強時間 準1級から約7年強

英検準1級についてもアンケートを行って難易度を調査しています。その記事は下記を参照ください。

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【徹底分析】英検準1級の難易度は?平均受験回数・準備期間などを詳しく解説

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英検準1級も合格率は15%、受験回数も1.5回と難易度が高くなっていますが、英検1級はさらに難易度の高い試験になっています。

英検1級受験時、合格率が1割と知った自分は、

10人に1人しか合格していないということは、この会場に来ている受験者もほとんどは落ちるんだろうな。

と考えていました。事実、地方で受験をしていた際は受験の度に同じ受験者に遭遇していました。相手も多分同じことを思っていたんでしょうね(笑)。

英検1級合格への道は自分との闘いですが、それでも周りのレベルというのはどうしても気になってしまうものですよね。

これで3回目の受験になるけれど、この人は何回目の受験なんだろうか?自分は平均と比較して、落ちすぎていないだろうか?

英検1級の回答用紙にはアンケートがついていますが、結果は公表されていないんですよね。ということで、皆さんが気になっている(であろう)、英検1級の秘密に足を踏み入れてみたいと思います!

英検1級アンケート結果

細かい分析に入る前に、みんな気になるアンケート結果の発表から行います。

英検1級合格者に聞いた!平均受験回数は?準1級からどのぐらいかかった?

アンケートでは10人の英検1級合格者に回答をいただくことができました。

平均受験回数 2.5回
平均準備期間 7年強
最も難しかったパート 語彙問題
平均TOEICスコア 904

いかがでしょうか。平均受験回数は2.5回と想像よりは少なかったです。ただ、平均準備期間は7年2か月と、平均を出すと予想以上に長期戦であることが分かりました。ただし、内訳をみてみると1回目、学生時代に受験し玉砕し、あきらめ、その後社会人になり余裕が出てきたところで再挑戦という方も多かったため平均を見ると長期戦になってしまいました。そのようなケースを除くと、平均でおおよそ半年から2年前後で取得している方が多かったです。

また、英検1級合格者はTOEICスコアも非常に高く、最低でも890点、最高では950点の方がいました。

それでは、英検1級の難易度をさらに深く掘り下げていきましょう!

英検1級の難易度を徹底解析

では、アンケート結果をもとに、合格率1割といわれる英検1級の難易度を徹底的に解析していきましょう!

合格率は?

まずは英検1級の合格率からです。2014年までは英検協会から試験実施状況が公表されていましたが、2015年度からは非公開となってしまいました。多くのサイトで紹介されている「合格率1割」という数値も、すべて2014年までのデータになっています。

最も信頼のおけるソース(CEL英語ソリューションズ)のデータによれば、2010年から2014年までの英検1級合格率推移は下記の通りとなっています。

英検1級合格率推移

英検1級合格率推移

2015年度以降は合格率が公表されていませんが、おおよそ10パーセント前後で推移していると推測できます。

合格率1割は本当?

英検の最高峰、英検1級の合格率1割というのは本当なのでしょうか?(数値としてはともかく、難易度の尺度として)。実際に、英検1級を目指している人の間でも、意見が分かれています。

合格率1割懐疑派の意見

「英検1級の合格率は10%前後」というのは、英検すべての受験者の数で計算したものではない。「1級」の受験者というのは、おそらく「準1級」の合格者だろう。 @IgarashimariさんのTweetより

他にも、Twitter上で「英検1級 記念受験」と検索すれば、多くの人が記念受験(=勉強せずに受験)していることがわかります。

このような記念受験者達が英検1級の合格率を不要に下げているという意見です。

合格率1割肯定派の意見

しかし、懐疑派と同じぐらい、合格率1割肯定派も存在します。

中には記念受験的な人もいるかもしれませんが、大多数は英語力に自信がありしっかりと勉強してきている人でしょうし、帰国子女等も含まれているでしょう。 English Naviより引用

また、私が知る限り、英検1級には合格者の中にもリピート受験をする人たちが少なからず存在します。すでに英検1級に合格しているのに、英語力を維持&向上させる目的で受験する人たちは、かなりの割合が合格します。

特に、2016年度以降CSEスコアが導入され、合格者の中でもCSEスコアが異なるようになったことから、この傾向はさらに強まっていることが推測されます。

これらを考慮すると、1級の合格率1割というのは低すぎるかもしれません。

正確なデータは英検協会が持っていて、同協会が公表しない限り、すべて推察でしかありませんが、「記念受験する人」や「合格者がリピート受験」することを考慮すると、1級の合格率が1割前後というのは、当たらずとも遠からずといったところではないでしょうか。

さらに詳しく!

CSEスコアとは、英検協会が2016年度より導入した新たな評価システムで、英検5級から1級まですべて一つの尺度で英語力を評価することができる画期的な評価システムです。最高スコアは3400点(英検1級満点合格)。-英検協会より

合格ライン

2016年度より導入されたCSEスコアでは、今まで変動していた合格基準点がすべてCSEスコアで評価されるようになり、合格基準CSEスコアも固定化されました。

英検協会の公表によれば、英検1級1次試験の合格基準は2028点、2次試験の基準点は602点となっています。

各技能の満点スコアは均等に配分されていて、1級の場合下記の通りとなります。

  • リーディング :850点
  • ライティング :850点
  • リスニング     :850点
  • スピーキング :850点

各技能ごとの合格に必要なスコアについては公表されていませんが、おおよそ各技能での正答率が7割程度に達している場合に合格になっているようです。

そのため、リーディング・ライティング・リスニング、4技能それぞれで7割前後を取得することが合格の目安になるようです。

素点での合格基準については非公表となっていますが、それぞれの技能でおおよそ7割取れていれば、合格の可能性があるかもしれません。

ココがポイント

英検協会によれば、スコアは各回の採点後、統計的手法を使ってスコアを算出するため、受験者自身でCSEスコアを算出することはできないようです。

必要な英語力

では合格率1割といわれる英検1級に合格するためにはどの程度の英語力が必要なのでしょうか?もしくは英検1級に合格したら、英語がネイティブのアメリカやイギリスでどこまで渡り合うことができるのでしょうか。

英検1級は国際基準CEFRでいうと、C1レベルになります。また、他の英語試験と比較すると、TOEFL iBTで95~120レベルIELTSで7.0~8.0レベルになっています。

これはアメリカやイギリスで大学院へ進学する際に必要なスコアとほぼ一致しています。

つまり、英検1級に合格すれば、最低でもアメリカの有名大学へ進学できるレベルの英語力があるということができるのです。

参考!

アメリカの有名大学への進学に必要なTOEFLスコアはおおよそ80点以上、有名大学院への進学に必要なレベルは100点以上になっています。

CEFRとは?

CEFRとは、日本語では「国際基準」などと翻訳されることもあるヨーロッパで使われている各国の言語を共通の尺度で比較する仕組みのことです。

他の英語試験とのさらに詳しい比較やCEFRについては別記事で行っていますので、気になる方は確認してみてください。

語彙力

英検1級合格に必要な語彙量はおおよそ1万から1万5千単語といわれています。ネイティブスピーカーの語彙数は教育を受けていない人で10,000単語、教育を受けた人だと20,000単語だそうです(Talk English.com / BBCニュースより)。

つまり、英検1級レベルの単語をすべて覚えることができて、ようやくネイティブレベルに立てるということなのです。

ちなみに!

英語すべての語彙数は171,476単語あるそうです(1989年出版のOxford Dictionaryに収録されている語彙数)。それと比較すると、英検1級とはいえ、十分の一程度というのは気が遠くなってしまいますね。

平均受験回数

さて、アンケート結果に戻りましょう。英検1級に挑戦して、何度も不合格になると気になってくるのが合格者の平均受験回数ですよね。私自身、1次試験には3回も不合格になり、他の合格者は何回目で合格してるのだろうと疑問に思いました。

アンケート結果からすると、平均2.5回(つまり2回以上)で合格しています。インターネットを検索すると「一発合格」というつわものが多く出てきますが、何度も落ちている自分にとってアンケート結果は少し安心の内容になりました(笑)。

英検1級平均受験回数

英検1級平均受験回数

意外だったのは1回、2回で合格している方が10名もいることです。期間は長期間かかっている方も多かったですが、受験回数に関しては1回~2回で合格している方が最も多くなり、計画的な挑戦をしていることが分かりました。とはいえ、3回、4回かかった方もそれぞれ6名、5回以上かかった人も4名いましたので、何度も落ちたからといってもあきらめないでください。

平均でも2回以上受けているわけですから、不合格になってもあきらめず、挑戦を続けるとよいでしょう。

ちなみに、複数回受験している人の中には、2次試験で苦労したという人も2名いました。英検1級は1次試験の突破も非常に難しいので、1次試験対策に力を置きがちですが、1次試験突破後のためにも2次試験の対策も前もってしておくと、受験料を無駄にせず2次試験に合格することができるでしょう。

なお、私は1次試験には3度不合格になりましたが、2次試験は1発で合格することができました。トピックの内容によっても合格率は変わってきますが、参考までに2次試験対策をまとめた記事も書いていますので確認してみてください。

英検1級1次試験合格、これをやれば2次試験対策もばっちり!?

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平均勉強期間

次に気になるのが英検準1級に合格してから、どのぐらいの期間で1級に合格しているのかではないでしょうか。少ない回数で合格していても、勉強期間が長ければ、その分時間はかかっているわけですからね。ちなみに私の場合、準1級に合格後、4年で1級に合格しました。

英検1級 平均勉強期間

今回、アンケートに回答していただいた回答者の中に、一発合格という回答者の中には、なんと準1級合格から6か月で1級に合格しているという方がいました。それ以外にも今回のアンケートでは半年で合格という方が9人もいたのには驚きました。

そのほかはばらけた結果になりましたが、3年以上かかったという回答者は途中スランプ期間や、学生から社会人になったタイミングで生活リズムが変化したことで英語の勉強が続けづらくなったという方がほとんどでした。

この結果から言えることは、本当に集中して効率よく取り組むことができれば英検準1級から半年でも合格可能だということです。

半年で合格できるのは一部の人だけかもしれませんが、一般の人でも毎日決まった時間を割き、週末などに多めに時間を割くこととができれば、1年前後で合格することは可能なのではないでしょうか。

英検1級の語彙数は1万単語以上といわれていますので、単語を覚えるだけでもそれなりの期間かかることが予想されますね。最短で合格した人でも、半年はかかっています。それだけ1級が難しいことがわかるのではないでしょうか。

3年以上かかったと回答した合格者の中には、

模試試験をしても点数が伸びないことはあり、スランプはありました。

という方や、

1次試験がなかなか通らず、2次試験に行くことができませんでしたが、スランプだったとは思いません。ただの勉強不足だったと思います。

という意見がありました。

私自身、合格まで実に4年間かかっています。準1級から1年目までは順調に英語が伸びていましたが、その後の2年間はスランプに陥り、だらだらと勉強してしまい英語が身に着きませんでした。しかしその後、奮起し、それからは半年で合格することができました。

英検1級は準1級までの勉強方法ではなかなか太刀打ちできないので、それがきっかけで何度も不合格になってしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな方は、様々な合格者の意見を参考に、勉強方法を変えてみてはいかがでしょうか。

私のブログでも、奮起後の勉強方法を紹介していますので、参考にしてみてください。

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最も難しかったパート

今回のアンケート結果では最も難しかったパートも聞いてみました。想像通り大問1の語彙問題が圧倒的に難しいということが分かりました。続いて2次試験、作文、リスニングでした。

英検1級 難しかったパート

英検1級合格者に聞くと、ほとんどの方が1級は語彙との戦いだといいますが、アンケート結果からもその通りの内容となりました。別ページで分析している難易度でも、語彙問題の攻略が合格への近道であることもわかっています。もちろんその他の技能も重要ですが、TOEFLやTOEICの試験と異なり、英検1級は大問1で語彙問題が大量(25問)もあるため、語彙問題の攻略なくして合格はほぼ無理といっても過言ではないでしょう。

語彙問題を攻略すれば、スピーキング、作文、リスニング、長文読解など、自分の苦手に特化して対策をすれば合格できるでしょう。

なお、アンケートでは合格時の年代も効いています。最も合格が多かったのは大学生で、20代後半が一気に減少、そして30台、40代と徐々に増えていく結果となりました。

平均TOEICスコア

そして最後が平均TOEICスコアです。英検1級の解答用紙にはアンケート欄で、センター試験やTOEFL、TOEICやIELTSのスコアの回答欄がありますが、結果は公表されていないですよね。

アンケート結果は英検協会内で活用されているのだと思いますが、受験者としては公表してほしいですよね。

そこで、独自にアンケートを行ってTOEICと比較してみました。今回のアンケートでは英検1級合格者でTOIEC保持者は少なかったですが、それでも最低でも890点、最高で970点と非常に高いスコアとなりました。

少々古いデータになりますが、2001年に国際ビジネスコミュニケーション協会から公表された資料(TOEICスコアと英検1級取得者の関係)によれば、英検1級保持者のほとんどは895点以上のTOEICスコアを取得してるようです。

TOEICと併せ、他の英語試験との難易度も別記事で公開していますので、気になる方は確認してみてください。

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まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。当ページの信頼性は皆さまのご協力により成り立っています。無事英検1級に合格されたという方は、記事の精度をさらに高めるためにもアンケートにご協力いただけたら幸いです。

英検1級の合格率は1割前後といわれていますが、受験回数や合格までの期間を調査することで、具体的な難易度をイメージできるようになったのではないでしょうか。英検1級は確かに難しいですが、決して合格できない試験ではありません。1級に到達してようやくネイティブと比較ができるようになりますので、ぜひ合格を目指して頑張ってください。

今回のアンケートでも、合格者の中には

外国人の方と触れたり、通訳の仕事にも大変役立つ資格なので、取れて本当に良かったです。

という方や、

リーディング力とスピーキング力はかなりの力がついたと思います。

というように、英検1級合格は自信につながっています。もし不合格が続いても、あきらめずに頂点を目指してみてください。きっと今まで見えてる世界が変わりますよ♪

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がおちゃん

英検1級、TOEIC 925、TOEFL iBT 85、HSK5級、中国語検定3級、フランス語検定3級を取得し、ぎりぎりのクアッドリンガルを自称しています(笑)。現在モロッコ在住で、フランス語、アラビア語(モロッコ方言)、ところによりスペイン語が話されているので、ヘキサリンガルを目指し奮闘しております。言語習得の苦労話や参考書など紹介していければと思っています。

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